理数セミナーでは、最終的に大学受験で成功する生徒の成長を目指しています。
大学受験で自分が持っている能力の最大値を引き出すために、今、何をどのように取り組むのか、それを意識しながら各学年の指導をしています。
人間の性格や特性は、小学校入学前にある程度決まっていると思われますが、個人の中のシステムを変えることはできるでしょう。また、生徒の中に眠っている可能性が潜んでいるかもしれません。それを良い方向へ引き出し、そしてそれが一度現れたら、その可能性を持続させて、目標に向かっていくことが大事です。
理数セミナーの役割
・最終目標を意識させる。(この先の成長した自分、社会に出ても恥ずかしくない姿)
・正しい心構えや取り組み方を常に意識させる。浮ついた心には的確に指摘し、慎重かつ冷静な心を保たせる。
・宿題を出すことで一定の進度を保つ。今この時期に何をしなければならないかを理解、実行させる。(できている生徒は静かに見守る)
塾として責任をもってお預かりできる生徒
・宿題に対し時間をかけて、難しい箇所も粘り強く取り組む
毎回宿題を課しますが、そこにどのくらいの時間をかけ、どのような取り組みをしたかはある程度分かります。授業直前に急いでやるという安易なことをしていると、持っている能力は引き出せないでしょう。時間をかけている様子や苦労の跡がわかる生徒は必ず伸びます。
・授業中に集中して取り組むことができる
いつも眠い様子で集中できていない生徒はただ時間を浪費し、到底実力がつくようなことはありません。家庭では規則正しい生活を行い、睡眠をしっかりとること、それが無駄な時間をなくし、学習の効率を上げ、最大の効果を発揮することができます。
・毎回決められた時間に来て、安定した学習リズムをつくる
安定したリズムを作ること、それはとても重要です。不規則な状態は、生徒にとっても指導者にとっても、よいことではありません。塾には決められた時間に来て学習し、家でも一定の生活のリズムをつくること、それがたいへん重要です。
誤った勉強から正しい勉強へ
学習でうまくいかないよくあるケースですが、勉強しているのに定期テストでは得点できない、あるいは定期テストではある程度対応できるが、学力系の試験(道コン、学力テストABC、入試など)では得点できないという症状がよくあります。
短期の記憶(いわゆる丸暗記)がしみついている生徒が一定数いると思われます。要するに、あまり深く考えず、頭に入れようとする習慣です。これは忘れやすく長期の保存率が大幅に下がり、さらには根本的なことを問われたときにはまったく対処できません。このような症状は、軽いものから、根深いものまで様々です。
例えば数学の公式の丸暗記にも言えますが、理科にもこれと似たようなことが多くあります。暗記の側面が強い教科である社会でさえも、記述問題に対応できなくなります。英語などは、文法のルールを意識して文章を覚えるのと、そうでないのとではまったく違います。 ただ文を丸暗記することは長期の保存ができないばかりか、根本的なことを問われたときに応用が全く利かずテスト前にはすっかり忘れていることが多いです。時間が経って多少記憶が薄れたとしても、文法を常に意識していれば、英文を思い出すきっかけになるでしょう。文章をまるごと頭に入れようとする姿勢とでは、大きな差がついてしまうのです。
大切なのは、各教科ともに深い理解をともなった学習をしなければならないということです。勉強をしているとあらゆることが、同じ教科の異なるテーマ間や他教科との間で、あるいはもしかしたら日常生活ともつながっている事が多いです。つまり今やっている勉強が、他のものと複雑にリンクしているのです。そのようなつながりをできるだけ意識すると理解が深まり、長い間記憶も保てると思われます。もちろん、あるインターバルでの復習も重要となります。
塾でできることは、意味のない丸暗記を捨てて理解重視で学習するような、正しい勉強法を身につけさせることです。そのリズムを身につけるには多くの時間を要するかもしれませんが(ときには年単位)、生徒が社会に出てからの成功を目指すことを考えると、長い時間をかけても集中して取り組むべき課題です。とにかく方針が決まったら、それが大きく揺らぐことのないよう、同じ方針で学習を持続させることが肝要です。