小学生
目標と方針
学習面では様々な言葉を覚え、コミュニケーション能力を高めていくこと、論理的な思考を養い、それを言葉に表せるようにする。生活面では、社会性を身につけること、世の中で人と人とのつながりを意識し、相手の考えを理解し、それを受けて自分の考えや意見を伝えられるようにする。一定のルールとして時間を守ることや、言葉遣いのマナーも身につける。問題解決に向けて、強い気持ちで挑んでいく。中学高校前に、根本的な取り組み方の必要性を感じ、身につけていく。そういった方針のもと、小学生である早い段階より、様々な課題を克服し、先々に成功する自分自身を作り上げていくお手伝いをします。そのためには、かなり厳しい態度をとることもありますが、将来のために今やっておかなければならないことだと判断した場合には、積極的にコミュニケーションをとっていきます。
各教科の指導
国語 様々な言葉を覚え、それらをタイムリーに引き出して使えるようなセンスを磨く。コミュニケーションの機会を持ち、思うことをはっきりした言葉で表現できることを目指す。科学、社会、人間模様、様々なジャンルの文章に触れ、社会に出たときに状況を把握して行動できる人間を目指す。時事的な内容にも関心を持ち、世の中のことを少しずつ理解していく機会を与える。
算数 基本的な計算をやりきる力をやしない、文章を式に表せる論理性を身に付け、自分の導いた結果が常識に照らし合わせて正当かどうかまで検証する。物事の説明を95%以上、式や言葉に表せるという方針で進める。式や言葉で問題の考え方を表せなければ、それはできたことにはならない。しばらく時間が経って取り組んだ時でも、常に安定して問題の解法をたどることができるかがポイントとなる。たまたまの好調の中で解答に至っても、それは実力には値しない。問題が解けても生徒に勘違いさせず、慎重さを失わないような指導を心がける。また、本当の意味で成長が見られたときには、正当な評価とともにストレートに称賛する。
塾の役割
〇最終目標を意識させる。(この先の成長した自分、社会に出ても恥ずかしくない姿)
〇正しい心構え取り組み方を常に意識させ、浮ついた心には的確に指摘し、慎重かつ冷静な心を保たせる。
〇宿題を出すことで一定の進度を保ち、今この時期に何をしなければならないかを理解、実行させる。(できている生徒は静かに見守る)
各教科の教材と具体的指導
国語 ①単元別テキスト 新出漢字・新出の言葉・文章題など
②練成テキスト 文章題(論説/小説/詩・短歌・俳句/文法)
算数 ①練成テキスト 確認(基礎)/練成(標準)/まとめA(標準)/まとめB(応用)
国語 新出単語の確認と正しい使い方、様々なジャンルの文章の読解、各問に対する答えの形、日本語を正しく使う文法を通して、コミュニケーションに必要な言葉の選択、使い方を学んでいく。4段階構成だが、生徒の習熟度に応じて段階を決める。
算数 基本的な計算方法、場合によっては計算の工夫、文章題に対しては粘り強さをもち、慎重に文章の内容を式に表す思考を養う。はじめの立式はもちろん、途中式についても厳しく指導する。中学の数学では証明、関数や図形の応用問題など、考え方の説明および途中式が得点の対象となる問題がある。例えば、入試の方程式の文章題は、答えが一致したとしても、立式が間違っている、あるいは書かれていないものは、得点が0点である。これは生徒の考え方を重視する現在の受験の風潮の一環である。
4段階の構成だが、生徒の習熟度に応じて最終段階を決める。